2017年1月2日月曜日

平野弥 新年会 その2


Claude Dugat  Bourgogne Rouge 2013 @6400
濃い紫を感じさせる香り。塩と海老、甲殻類の香りと冷涼さを伴う。味わいは香りと比べるとのっていない。香りの要素にある塩と甲殻類はデュガらしい。


Claude Dugat  Gevrey Chambertin 2013 @13100
アジアンな五香粉の香り、鉄分は少なく、黒い香りもない。そもそも色合いも黒くない。香りの要素には塩と甲殻類あるが以前より薄い。味わいも薄く水っぽさもある。通常の村名としては十分であるが、通常はデュガの村名であれば世界観を感じられるので残念。



Claude Dugat  Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux St Jacques 2013 @33100
黄色いバラ、塩やかっぱえびせん、海老やカニ、甲殻類などが豊富な香り。そこはデュガっぽさが出ているが味わいは薄い。


Amiot Servelle  Chambolle Musigny 2013 @10000
黒糖にたまり醤油のようなこってりさを感じさせる香り。ザラメもある。味わいは薄いがデュガよりは濃く、それでも骨格が格子状にしっかりとあり、後からキラキラさと枯れた風味も出てくる。



Amiot Servelle  Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes 2013 @15400
香りがきれいで澄んでいる。黄色と塩、甲殻類の香りで、きれいさとかわいらしさが特徴。味わいは今はACか村名ぐらいの濃さだが、これはおいしくなる味わい。エレガントというよりもかわいくキュートになりそう。




サラダ2種




Alain Hudelot Noella  Vougeot 1er Cru Les Petits Vougeot 2014 @12700
ザラメ、たまり醤油、甘い香り、濃く黒い香りに薄い香りも混じる。味わいはかわいらしく、ヴジョとしては薄いがデュガと比べると濃い。酸が弱いのでほっこりした甘さが出てきて、それがかわいらしく感じる。きれいで味もあるが薄め。


Alain Hudelot Noella  Nuits St Georges 1er Cru Les Murgers 2014 @12700
黒く、凝縮した香り。ブランデーや干しブドウ、焦げ臭などの黒さを感じさせる香りがある。味わいは枯れた風味で、樹皮の苦みがある。長期保管して時間が経つと妖艶さが出るタイプ。





柿の葉寿司


鯖寿司


本日の主役となるドーヴネのマジ・シャンベルタン


D'Auvenay  Mazis Chambertin 2009 @323100
ドーヴネらしい香り。ゴボウ、フルーツの香り、スミレ、寺院などいろいろな要素がある。ゴボウも鮮烈なタイプで、西洋ゴボウもある。口に含むと点から滑らかにスムーズに流れ、それが他の要素と滑らかにつながっていく。味わいは柔らかで温かい。濃いが緩やかで穏やかな香りと味わい。黒い核がある。


300本ぐらいのうち、ボトル番号は161でした。

その3に続きます。お試しの試飲です。